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日販グループのDEI推進 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」研修

こんにちは!日販テクシード人事です。 
日販グループでは、グループ全社を対象にした教育プログラムの充実に取り組んでいます。
今回は、座学ではなく実際に視覚障害者と出会うことにより学びを得るプログラム「オチャノバ×ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というグループ研修に参加した日販テクシード社員の感想をお届けします! 

 

※オチャノバとは…
 オチャノバは、日販グループが2023年にリニューアルオープンしたワークプレイスです。
 国際デザインアワードも受賞した施設で、日販グループ社員のワークプレイスや、研修・イベントスペースとして利用されています。 

 ニュースリリースリンク:御茶ノ水本社のワークプレイス「オチャノバ」が 国際デザインアワード「レッドドットデザインアワード2023」を受賞「ジャーマンデザインアワード2024」も受賞 

 
 
※ダイアログ・イン・ザ・ダークとは 
 純度100%の暗闇”を探検し、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむエンターテイメントです。 

 ダイアログ・イン・ザ・ダークの紹介はこちら



プログラム概要


このプログラムは、日販グループの人材戦略であるDEI(Diversity, Equity, and Inclusion)の理解促進と浸透、そして日販グループESGへの「共感者」を増やすことを目的に開催されました。
参加者は50名を超え、各回8名のチームに分かれて参加しました。
地方勤務者には交通費が支給され、遠方からの参加者も見られました。

 

プログラムの内容


・視覚障害のあるアテンドと真っ暗闇の部屋に入り、暗闇にてワークを実施。
・目隠しをして廊下に出て、本が並んでいるところに移動する。
・2人一組になり、1人は目隠しを外して、1人は目隠しをしたまま本を1冊、視覚以外の感覚を使って選ぶ。
・選んだ本について普段とは異なる感覚を使いながら、対話を深める時間を過ごす。



 
真っ暗闇の中、「見えることが当たり前」だった世界から、初めて顔を合わせる人同士が声だけで対話することでお互いがフラットになり、普段とは異なる視点や発想を得るなど、感性が刺激される体験をしました。

 



 

参加者の感想


テクシードから参加者した社員に、感想を寄せてもらいました! 
この研修を通して、業務や仕事でのコミュニケーションへの気づきを得たようです。
 

NT社員A

初めての真っ暗闇の中での体験は、本当に新鮮で、とても緊張しました。
最初は目が全く慣れず緊張感がありましたが、次第に闇に慣れてくると、見られないという安心感からリラックスできるようになり、「このまま暗くてもいいな」と思うほどの安らぎを感じて驚きました。
目からの情報が遮断される中で、声が明るいことの重要性を再認識し、声色や声に感情が乗ることで、優しさや安心感、強さ、楽しさといったものが伝わるのだと感じました。
暗闇の中での会話は、いろいろなことを「思い出した」と話すエピソードが多かったのが印象的でした。
この体験を通じて、「いつもと違うことをしないと、いつもと違う気づきが得られない」ということを改めて実感しました。
分かっているのに、ついいつもと同じ行動をしてしまう自分に気づき、この体験での習慣を変えるきっかけにしたい!と思いました。

 
NT社員B

体験する部屋が暗くなった瞬間は、目を凝らしても何も見えない暗闇に怖さを感じましたが、慣れてくると心地よさが感じられて不思議な気分でした。
普段目から入ってくる情報がいかに多く疲れるものであるかを実感したため、日常的に目を閉じる時間を取り入れていきたいと思いました。 
暗闇の中での会話は、話しやすくもあり、話しにくくもありました。
相手の表情が見えない分自由な発言ができた一方で、相手が話し出すタイミングがわからないため、案内人の方に質問を投げかけられても、誰も発言せずに沈黙してしまう時間がありました。(リモート会議でお互いに発言をお見合いしてしまっているのに似た感じです)
言わないと伝わらないという状況におかれたことで、イメージや情報を伝えるにはどんな単語や表現を使えばいいか考えさせられました。
仕事や日常でのコミュニケーションでも生かしていきたい
です。

 
NT社員C

「視覚障がい者がアテンドする」という形式のワークショップがあることを初めて知り、自分ではたどり着けない体験と思い、今回の研修に参加しました。
初対面の方とのワークショップで最初は身構えていましたが、同じ暗闇を共有することで、次第に違う会社の社員であることや、障がいのあるなしを意識せず、フラットに会話ができたように思います。普段、見えることで作ってしまう壁があることに気づきました
また、視覚障がいのある方に形や状況を伝える、という体験では多くの学びを得ました。
同じイメージを共有できているかを、普段より細かく確認しながら会話を進めました。相手と同じ前提で話しているか確認することは、仕事のコミュニケーションでも重要です。
今後はこの経験を仕事にも活かしていきたいと思います。視野が広がるきっかけとなる研修に参加できました。
今後も様々な体験や交流に積極的に参加して、新たな発見をしていきたいと思います。





いかがでしたでしょうか。日販グループ内には普段一緒に働いていない人もいますが、グループ共通のイベントで新しい交流が生まれる機会が多くあります。
また別の機会にも、紹介していきたいと思います! 

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